【自己紹介】リーダーとして精一杯、力を尽くします!

この度、「事業性評価ツールマガジン」の代表を務めさせていただくことになりました、西口延良です。

このマガジンでは、中小企業の経営に不可欠な「事業性評価」について、私のこれまでの経験と知識を基に、皆様にとって本当に役立つ情報をお届けしてまいります。

銀行員として、そして中小企業診断士として、数多くの中小企業経営者様と向き合ってきた中で、私が抱き続けてきた「地域の中小企業を元気にしたい」という強い想いがあります。

今回は私がなぜ今、この場で事業性評価に関する情報を発信するのか、その原点にある経験と、このマガジンに込める想いについてお話しさせてください。

目次

「なぜ、あの時もっとできたことがなかったのか」— 私の原点となった苦い経験

私のキャリアは、都市銀行での16年間から始まりました。そこで多くの中小企業の経営者様と出会い、資金繰りのご相談に乗る日々でした。事業の将来性を信じ、情熱を持って取り組む経営者の姿には、いつも深く感銘を受けていました。しかし、同時に、どれだけ努力しても資金繰りが改善せず、やむなく倒産という苦渋の決断をされる企業を目の当たりにすることも少なくありませんでした。

そのたびに、「なぜ、あの時もっとできたことがなかったのだろうか」「もっと早く、別の支援ができていれば…」と、言いようのない無力感と悔しさに苛まれました。銀行という立場からできることには限りがあり、歯がゆい思いを抱える日々でした。

そんな経験から、私はもっと直接的に、もっと深く中小企業の経営に寄り添い、本当に困っている企業を支援したいという思いを募らせていきました。その後、中小企業支援機関での9年間を含め、通算25年間にわたる金融・中小企業支援の経験は、私の「支援したい」という強い使命感を育む原点となりました。この経験があるからこそ、事業性評価の重要性を誰よりも痛感しています。

中小企業診断士として独立へ — 「神戸密着経営」に込めた覚悟

銀行員として、そして中小企業支援機関の職員として、数多くの中小企業と関わる中で、私は「もっと深く、もっと直接的に、経営課題の解決に貢献したい」という思いを募らせていきました。特に、資金繰りの改善には、経営力そのものの強化が不可欠だと痛感したことが、私を中小企業診断士(経営コンサルタント)の道へと導きました。そして、2015年、私は「神戸密着経営」という屋号で独立開業を決意したのです。

「神戸密着経営」という名には、私のコンサルティングに対する揺るぎない覚悟と哲学が込められています。中小企業にとって、地域に深く根を張り、地域に愛され、地域と共に発展していくことは、事業継続の生命線であると確信しています。だからこそ、私は単に表面的なアドバイスに留まらず、**「地域に密着した企業支援」**を掲げ、経営者の方々と共に現場に足繁く通い、事業の本質を深く理解することに努めています。

私の支援は、絵に描いた餅のような計画で終わらせません。具体的な経営改善計画書の作成はもちろんのこと、それに伴う金融機関との交渉支援、そして計画を実行するための一時的な資金繰り対策まで、中小企業の業績改善を総合的に推進します。経営者の方々と同じ目線で「伴走型のサポート」を提供し、一つひとつの課題を共に乗り越えていくこと。それが、「神戸密着経営」が最も大切にしていることです。


事業性評価の専門家として、このマガジンでお伝えしたいこと

私がこの「事業性評価ツールマガジン」の代表として、皆様に最もお伝えしたいのは、事業性評価は経営に携わる者にとって必要不可欠な視点だということです。むしろ、中小企業が持続的に成長していく上で、そして厳しい経営環境を乗り越えていく上で、経営者自身が身につけるべき強力な武器だと考えています。

これまでの銀行員、そして中小企業診断士としての25年間で培ってきたのは、まさに財務改善や資金繰り支援の最前線で得た「生きた知識」です。単なる座学では学べない、中小企業特有の財務診断のポイントや、資金繰りを安定させるための実践的なノウハウを、具体的な事例を交えながらわかりやすくお伝えしていきます。

特に、コロナ禍を経て、多くの中小企業がかつてないほどの資金繰りの課題に直面しました。公的金融機関の特別貸付や信用保証協会のセーフティーネット保証など、様々な支援策が講じられましたが、長期化する影響の中で、今一度、資金繰り支援と財務診断の重要性が問われています。このマガジンでは、常に最新の情報をキャッチアップし、刻々と変化する経済状況の中で、中小企業の皆様が取るべき具体的な対策や、新たな視点での事業性評価の活用方法についても深く掘り下げていきます。

事業性評価を通じて、自社の強みや課題を客観的に把握し、未来に向けた具体的な行動計画を立てる力を身につける。それが、私がこのマガジンを通じて皆様と共に目指すゴールです。


「地域の中小企業を元気にしたい」— 私が描く未来の姿

私のコンサルティングの根底にあるのは、「地域の中小企業を元気にしたい」という揺るぎない想いです。これまで培ってきた経験と知識を活かし、神戸の地に深く根差し、地域の皆様と共に歩むことを何よりも大切にしています。創業の第一歩が地域の方々との繋がりから始まり、それが事業拡大へと繋がっていく中小企業にとって、地域密着型の支援は不可欠です。

私は、単に専門家として知識を提供するだけでなく、経営者の皆様と「同じ目線で」課題解決に貢献することをモットーとしています。経営者の方が抱える悩みや葛藤に寄り添い、共に知恵を絞り、具体的な解決策を導き出す。その伴走型の支援こそが、中小企業の真の成長を促すと信じています。

この「事業性評価ツールマガジン」を通じて、私は皆様の事業発展の一助となることを心から願っています。ここで発信する情報が、皆様の経営判断の一助となり、ひいては地域経済全体の活性化に繋がることを目指してまいります。これからも、皆様と共に学び、成長できる場として、このマガジンを育てていきたいと考えています。どうぞ、今後の情報発信にご期待ください。

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この記事を書いた人

銀行員時代に中小企業の倒産を目の当たりにし、「支援したい」という強い使命感から中小企業診断士として独立しました。25年の経験を活かし「神戸密着経営」を掲げ、地域に根差し現場に寄り添う伴走型支援を提供しています。このマガジンでは、財務改善や資金繰り支援に特化した実践的な事業性評価のポイント、そして最新情報を発信し、皆様の事業発展を全力でサポートします。

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